
年末にOと京都に行く約束をしているので打ち合わせした。せっかくだから奈良へも行くことになった。せっかくだから年越しも京都で。せっかくだから、2日に兵庫へ帰省するKのうちにも寄ることに。せっかくだから神戸で買い物も。どうせせっかくだから、瀬戸内海の直島にも行く。
いつか帰ってこられるかな。
肝心の、ということもないけど、年越しと元旦は京都でひとりきりの予定。ビジネスホテルでおにぎり食べながら紅白でもみるかなあ。
京都地方の人々のブログを読むと、雪だー雪だーと言っていて凹む。
『クワイエットルームにようこそ』はすぐ読み終わってしまったので帰りに駅前の本屋で何か読み物を・・とまた彷徨う。いままで読んだことなかった梨木香歩の、『裏庭』という文庫を買った。
これは楽しめなかった。勝手に進んでいくメルヘンの世界に置いてけぼりにされたという感じ。明朝体のパートはまあまあ楽しめたけど、ゴシック体のパートからは完全に閉め出された。「今いいセリフ言ってます」という感じの部分に当たるたびに私はとても意地が悪くなっていった。読んだものが合わないことは珍しくないのに、なんで今回はこんなに釈然としないんだろう。暗くて繊細でとてもプライベートな問題をそれぞれのキャラクターにふっているのに、それを雰囲気作りにしか利用してないような気がするからかもしれない。空想とはいえ、作り上げたプライベートな問題に対して、それじゃあ失礼な気がする。
そのまま続けて本をとってくる。「買ったもののまだ読んでない本の棚」から。村上春樹の『回転木馬のデッド・ヒート』があったのでそれを選んだ。いくつか読む。
今後しばらくは、小説ではないものを読もうと思った。